Beauty & Chestnut

栗野美智子オフィシャルウェブサイト(笑)へようこそ。ツイッターもやってます。@Michiko_Kurino

ソシオロジィ?

Twitter×文通=最強のコミュニケーション

ブログやSNS、とりわけTwitterの登場により、私たちは不特定多数へ向けた発言が容易になった。今まで「近所のちょっとした有名人」だった人が、いつ来るかわからないテレビの取材を待たずして、ネットを駆使し「全国区レベルの有名人」になる事が可能な時代…

引き続き、日本の経済は低迷していく・・・かもしれないし、そうじゃないかもしれない

団塊世代と呼ばれる人たちがいる。彼ら彼女らは2010年ぐらいから一斉に退職し始め、退職金や年金などで暮らしていく。この層をターゲットとした金融商品や高額旅行などを始め、さまざまな手法でモノを買わせるためのマーケティング戦略が日々練られている。…

電子書籍のライバルは紙の書籍ではなく有料メルマガだと思う

iPadの発売が4月3日に決まった。日本では4月下旬と予定されている。秋にはKindleの日本語版、グーグルとマイクロソフトの電子出版システムがリリースされるらしい。日本の意欲ある出版サイド(出版社ではなく、出版の意志ある供給サイド)もこの波を放っておか…

国母イズム

世の中に存在する「守るべきもの」はおよそ3つに分けることが出来る。一つ目は「法律」。これは誰もが知っている通り、反すると何らかのペナルティが与えられる、最も厳しいものである。二つ目は「ルール」。法律ほど強い力はないものの、これが無いとスポー…

メダカの池に、アロワナを。

JALが地裁に会社更生法の適用を申請した。私はてっきり清算するのかと思っていたが、「更生」らしい。私財を投じて更生を図るなら大いに結構だが、税金投入してまで更生させる必要があるのだろうか。これは(税金で行われる公共事業に依拠する)ゼネコンに対す…

マイクロファイナンス 貧困と闘う「驚異の金融」 (菅 正広)

誰の言葉だったか忘れてしまったが、一冊の本を読むことは一回の旅に相当するらしい。なので、その人は本を一冊読むことを「一旅」、二冊読むことを「二旅」と言う。多読ならぬ多旅をすることにより、ある地点で量が質に転化する。一つのジャンルに拘ること…

募金と資本主義

ユニセフのマンスリーサポートプログラムに加入していると、3ヶ月に1度ユニセフニュースという季刊誌が届く。ユニセフの活動報告や、世界で起きている問題、募金がどのように使われたか、等が記載されていて、私はいつも興味深く拝読している。もちろん、日…

政権交代あれこれ

ハイエクを読んで経済に興味を持ったけれど、日本には自由主義に基づく経済政策をとる政党は無いと思い込んでいた為、あまり政治(選挙)の方には興味を持ってなかった。自民党の経済政策が比較的自由主義に近いと気付いたのは最近の話で、政権交代した今とな…

いっそパチンコも違法にしてみればどうだろうか

酒井法子が逮捕された事を数日前に知った。テレビをほとんど見ないので、どうもこういった情報から疎くなる。知らないうちに北京オリンピックは終わっていたし(というより、まだ始まっていないと思っていた。)、押尾なんとか氏については、名前すら聞いたこ…

個人の尊厳

今日は東大の連続公開講座の最終日だった。1限目の法の特異性の講義は絶対に聞き逃したくなかったので、ドラムレッスンはお休み。時間に余裕を持って安田講堂へ。法の特異性というテーマで語られたのは、法には特異性を排除するものと多様性を抱擁するものの…

愛に就いて。

イタリアでパートナーがHIVに感染している事を知っていて関係を持った女性が少なくとも30人いるらしく、社会問題として取り上げられていた。 (http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090319/erp0903191024002-n1.htm)彼女達の言い分は「愛を分かち合うため…

教育の今を読み解く 3(教師教育研究フォーラム@早稲田大学)

教員に限った話ではないが、やはり新人が立派に成長するためには本人の芯の強さはもちろんのこと、何よりも寛容的な環境と、若手の意見も聞く姿勢を持ったベテランがいることが望ましい。というのも、やはり新人たるもの、かなりの高確率で何らかのミスをす…

教育の今を読み解く 2(教師教育研究フォーラム@早稲田大学)

さて、学校のスリム化が進むとどのような弊害が出るのだろうか。 ただでさえ忙しい教員が、部活動の顧問などをやらなければいけないのは逆に授業に支障をきたすのではないのだろうか。たしかに、それもある。授業して、放課後は部活をする。学生なら、家に帰…

教育の今を読み解く 1(教師教育研究フォーラム@早稲田大学)

先日、社会学の一環として、「教育の今を読み解く」というフォーラムに参加してきた。私が学生だった時代はそう遠くなく、気持ち的にはまだまだ高校生のものの、今教育の現場ではどのような変化が起きているのか。特に専門を持たない私が、いつものごとく雑…