Beauty & Chestnut

栗野美智子オフィシャルウェブサイト(笑)へようこそ。ツイッターもやってます。@Michiko_Kurino

勝手知ったら自分の家

先日、大阪から友人が遊びに来た。どこか案内してよ、ということになり、リクエストを聞くと代官山に行きたいという返事が。代官山は二、三度ほどライブとクラブイベントで訪れているが、どっちも夜に訪れていた上、駅と駅すぐそばの会場間の往復のみで、(明るい時間の)代官山という町を私は知らない。都民である私よりも、観光本を持っている友人の方が詳しい。そういうわけで、代官山を案内してもらった。どっちがゲストなのかわからない。

代官山は表参道や青山の雰囲気と似ている。ブティックの建築も似たり寄ったりである。それなりにお洒落な建築は多かったが、ガラス張り建築に限定して言えば、青山・表参道のプラダアウディを超える建築にはまだ巡り合っていない。建築史を少し紐解いてみれば、近代以降、光をどのように扱うかが大きなテーマのように感じる。ライトが光を作り出す建築家であるとすれば、ミースは光を取り入れる建築家だ(と思う)。ガラス建築の発展は彼に由るところが大きい。泉ガーデンはリブ支持金物が本当に残念。光をあまり反射しない素材で作っていれば、あれは本当に良い建築物になれたのに。ただ、森ビルや汐留の高層ビルディングから、ある程度距離を置いて見るか、日没前後に見れば六本木の町に生えた水晶のようで美しい。あぁ、やめよう。港区関連の単語を持ち出すと私は抑鬱状態になる。
♪出会った頃は〜こんな日が〜来るとは思わずにいた〜♪(from:オリビアを聴きながら)

おなかがすいたので、カフェに入る。代官山のカフェがお洒落だと知っていたし、女性誌で特集が組まれていたのを目にしたことが何度かある。が、実際に来るまで、カフェはどこもある程度お洒落で似たり寄ったりだとおもっていたが、ここ代官山のカフェはユートピアだ。お客さんも店員さんも、なんか幸せに満ち満ちた笑顔。みなさん動作がエレガント。もちろん、例に漏れず、私も”ゆとりのある人生を送っていますのよ”と演じてみる。演技のコツは、なりきることである。ここでつまらない世間話はナンセンス。不景気な話もナンセンス。友人とセレブごっこを堪能。たくさん食べてもお会計は庶民派だったのが現実的で面白くなかった。オレオ入りのチーズケーキが濃厚だった。

しばらく歩いていると、住宅展示場が。木材の良い香りに誘われて、入ってみる。受付でエントリーし、巡回。ログハウスがいくつもならんでいて、どれも暖かい雰囲気がして素敵なお家である。この家いいね、私だったらこの部屋はこう使いたい、など話しながら移動する。モデルルームは想像力が働いて楽しい。営業の人は私のような若年層が本気で購入を考えていると思っていないので、勧誘してこない。遠慮なく自宅のようにくつろぐ。家具も良いものを使用しているのがなんとなく分かった。

一番のお気に入り。トラスを組んで強化したドームハウス。ラボみたいな外観が可愛い。

やっぱり気になるのが本棚。ナショナルジオグラフィックの英語版が並ぶ。

ここ?うちの別荘よ。20年後のね。

私の持ち馬。


その後はお台場へ。

フジテレビ。どうみてもメンガーのスポンジです。本当にありがとうございました。

お台場といえば・・・

ここの観覧車には有名なジンクスがある。だが、私は一言言いたい。
うそつけ、と。潔くJAROに自首してください。


はぁ・・・。

あぁ・・・。

♪疲れ果てたあなた〜私の幻を愛したの〜♪

(´;ω;`)