Sunday, it’s a lazy day. My Little Box 2017年11月

何のサイトだったか忘れてしまったが、マキアージュが頒布会コスメとコラボする旨の広告が表示されており、興味本位で契約した。1週間後ぐらいに自宅に届き、可愛らしい梱包やお得感が一瞬で私を魅了した。

開封時の様子。リボンが巻かれていて可愛らしい。

商品を並べた様子。

マキアージュはお手頃な価格で品質が良い。やや肉厚でボリューム感のある外装が他のコスメとは違い、持っているだけで満足感が得られる。そういうわけで、1回目のMy Littele Boxはとても素晴らしいものだった。テーマは「Sunday」。日曜は自分のために、あえてlazyな時間を過ごすのも悪くない。商品を使ってみたので、レビューしたい。

■クリスマスデュオ スモーキーアイズ
淡いコッパーと上品なブラウンの2色組アイシャドウ。日本人の肌になじみやすい色で、派手になりすぎず、だからと言って単なる「ナチュラル」という表現には収まらない「程よく華やかさを発揮できる」色。見た目ほど発色は濃くなく、オフィス〜ちょっとしたお出かけなど、日常シーンでフル活用できる。しかし私は、朝はギリギリまで寝ていたい派なので、日常(平日)で使えた試しがない。

■My Little Beauty フェイスマスクパウダー
片栗粉やコーンスターチを連想させるような、さらさらとした白いパウダーを小さなボウルへ半キャップ分入れて3キャップ分の水と混ぜ合わせる。こういった一手間加えるものをDIY美容というらしい。クリーム状になったら顔へ塗布し、5〜8分ほどおいてから洗い流す。パウダーの手触り同様にさらさらとした仕上がりで、どちらかと言えば今のような乾燥した寒い季節ではなく、夏に使いたい。パッケージに「1週間頑張った自分へのご褒美ケアに。」とあるので週1回の使用を推奨していると読み解いたが、サッパリと仕上がるので週2〜3回ぐらいの頻度で早めに使い切ってしまうのが良いと思う。もう少し保水性があればリピートしたい。

■マキアージュ ドラマティックリップトリートメント
単体で使えばグロスとして、または保湿ケアとして優秀な1本。口紅の下地として使うなら、塗布した後にティッシュで軽く押さえておかないと発色を弱くしてしまう。1回つければ、飲食をしなければ3時間、マスクをしていれば更に1〜2時間ぐらいは乾燥から唇を守ってくれる。「ちょっと乾燥〜通常」状態の時に使いたい。出血レベルの乾燥状態ならメンソレータムなどの薬局で安く買えるリップである程度状態を回復させてからにしないと、勿体ない感じがする。定価が2000円ぐらいするので、使うと「自分を労わっている」感がある。毎日のちょっとしたご褒美、といった所だろうか。

■マキアージュ ドラマティックムードポーション
髪や体に付けられるオイルタイプのボディー・ヘア・フレグランス。香りはそれほど強くないので場所を問わずにつけられる。私はお風呂上りに毛先に付けてみた。香りは、よく言えば「万人受けし、女性が好みそうな香り」、悪く言えば「オフィスで2〜3人から漂ってきそうな香り」。ジルスチュアートとかに似たような香水がありそう。オシャレな20代後半〜30代の働く女性を連想させる。悪くはないが、好みではない。ワインで例えるとunder2000円のカベルネソーヴィニヨンのような物で、どんな料理にも比較的合わせやすいがあまり記憶に残らない。ただし使い勝手は非常に良いので、私は毛先や爪の保湿に使っている。だけど資生堂さん、ごめんなさい。リピートはしないです。もっと奥深さがあって、エッジの効いた香りが良いです。

■マキアージュ ドラマティックルージュP(4色)
11月21日に発売される新色のお試し版。個人的な印象だが、どうにも国産ルージュは発色が控えめに作られている気がしてならない。ほんのり色づくのでオフィス使いには良いかも知れないが、ドラマティックと冠しているのならシャネルやゲランやディオールのルージュのように、もっと大胆に攻めてほしい。人生を変えてしまうような、そんな演出(発色性)が欲しい。ただ、4色パレットなので、時間帯に合わせて色を変えたり、自分に似合う色の傾向を探したり、口紅デビューする分には適切な1品である。(そういやマキアージュの対象年齢っていくつなのだろう・・・。) また、パッケージも可愛らしく、普段は化粧直しをしない自分でも持ち歩きたい気分になる。欲を言えば、リップブラシを入れるスペースがあれば完璧。

■クッキースタンプ
まだ使っていないが、久々にクッキーでも焼いてみようかな、と思った。サイクリングの補給食用に作りたいので、スタンプするなら「cycling」や「bon voyage」、「allez」にしたい。家に真空パックされた白い粉があるが、ホットケーキミックスかお好み焼きの粉なのか分からないので怖くて作れない。一度、お好み焼き粉だと思っていたものが実はホットケーキミックスで、食べてから気が付いたことがある。キャベツや豚肉と共に加熱されたホットケーキは口内で見事なまでに不協和音を奏で、全ての料理人を軽いトラウマにするぐらいの破壊力がある。

■タオルターバン
こちらもまだ使っていない。タオルドライ後の髪の形状記憶力は凄まじいので、お風呂上りにタオルターバンを10分でも巻いたなら、おそらく前髪はヘヴィメタ状態になるのが予測される。なので、本来の用途とは少し異なるが、トリートメント時に使ってみようかと思っている。