Beauty & Chestnut

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上尾の公共モダンリビング 一凛珈琲@上尾店

埼玉へ引っ越してきて来年で2年になるが、あまり自宅周辺の事は知らない。ロードバイクに乗り始めてからサイクリングロードへの道を中心とし、朧げながら自宅から行ける距離にレストランやカフェが沢山あるのを知った。その中には時間と予算があれば毎週でも通いたい所もある。一凛珈琲も、そんなお店である。


最寄り駅は上尾、あるいは沼南駅。駅からは徒歩で行けないことは無いが、最低でも40〜50分はかかるので、やはり車や自転車が便利である。入口にはロードやクロスバイク用のサイクルラックが設置されている。入口を通って右側にはパティスリーイチリン上尾店が、左側には目的地である一厘珈琲がある。車で来た人なら、一凛珈琲で食事をした後にパティスリーイチリンでお土産を買って帰るのもよさそうである。


内装は雑誌「モダンリビング」に出てきそうな、オシャレで解放感と温かみが共存した空間である。どことなく昔のアメリカの平屋を思い起こすような、まさに「○○邸」といった表現が似合うような、そんな居心地のいい雰囲気だ。外出先でありながら、自宅のようにくつろぐことが出来る。ランチタイムに何度か訪れ、パスタやハンバーグを頂いた。いずれもワンプレート上に盛り付けられ、サラダとセットで出される。特に、生麺で作られたパスタは歯ごたえがあり、文字通りアルデンテだ。思わず「おかわり!」と叫びたくなるぐらい好みの仕上がりである。食後にはコーヒーゼリーが出され、程よい弾力性とクリームのさりげない甘みに夢中になる。セットの珈琲は5〜6種類の中から選ぶ。2度ほどマンダリン珈琲を飲んでみた。酸味、苦み、コクがバランスよく、ストレートで飲んでも美味しい。厚みと温かみのある楽焼のような作家モノのカップで出され、手に取るとずっしりとした重みがある。カップは店内でも販売されており、気に入れば買って帰ることが出来る。


よく珈琲豆の増量や2杯目無料のクーポンが配信されているので、それらを使ってお得に珈琲ライフが楽しめる。前回訪れた時に「タンザニアキリマンジャロ」を100gほど買って帰った。

果実や花のような香りと心地よい酸味が特徴とのこと。


自宅で入れてみたら、酸味が強く出てしまった。同温にしたミルクを入れて酸味を抑えると良いかもしれない。

苦みが少ないので、重量感のある飲み心地を求める人は別の品種を選ぶといいかも。何にせよ、100g単位で豆が買えるので、一人暮らしにはありがたい。珈琲豆は鮮度が大事なので、2週間以内に飲み干せる量が私にとっては100gなのである。常時5種類ぐらい取り扱っているので、いつもと違うものを選んでも良いし、お気に入りを選んでも良い。