Beauty & Chestnut

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那須~会津若松・喜多方~山形

久しぶりの長期休暇と言う事もあり、3泊4日で南東北の旅に出ることにした。小さめのボストンバッグに3泊分の荷物を詰め込み、朝5時半に家を出る。もうすぐ5月になるというのに、まだ明け方は肌寒い。家から少し進んだ所で財布、スマートフォン、家の鍵を忘れていないか再度チェック。安心した所で北上を開始した。まずは西那須野方面を目指し、そこから400号で西へ進んで121号で南会津へ入る予定だ。地図で見るとこの辺りはそれなりに山岳地帯のはずだが、実際に行ってみると山に囲まれている圧迫感のようなものは全く感じない。会津が近づくにつれて民家が増えはじめ、庭に植えられている芝桜やチューリップが目を楽しませてくれる。阿賀川の眺めも良い。信号が少なく、道は混んでおらず、非常に快適である。


お食事処むらいに到着した頃には11時半になっていた。

会津名物のソースカツ丼で有名なこのお店は既に長蛇の列が出来ていた。店舗の敷地内にある駐車場にはオートバイが沢山停まっており、何も知らなければバイク屋さんと間違えてしまいそうである。早速ウェイティングリストに名前を記入した。それほど空腹ではなかったが、店内から漂う揚げ物の匂いが食欲をそそる。期待が高まる。順番が近くなるとメニューを渡されて、ロースカツ丼を注文。並び始めて1時間ほどで店内に案内された。少し前に店舗が改装されたようで、新築感が漂う。あまり広くないが明るくて清潔な雰囲気で居心地が良い。着席して早々にお待ちかねのカツ丼の登場である。

事前にボリューム感があるのは知っていたが、予想を上回る大物である。ここは名古屋か、と心の中でツッコミを入れ、持ち帰り用のパックを注文した。パックとソースが20円で販売されており、食べきれなくても安心である。冷めても柔らかいので翌朝食パンに挟んで食べても美味しい、という情報を貰う。次回にでも試してみたい。


食事を済ませた後は喜多方方面を目指した。廃線となった日中線の跡地で桜まつりが開催されており、約1,000本の枝垂れ桜を見られるとの事。今シーズン最後の桜を見納めることにした。小路の両脇には等間隔で枝垂桜が植えられており、ピークはやや過ぎているものの、それでも十分に見応えがある。花見客も多く訪れており、人気の高さが伺える。

しばらく歩くと、SLが。

30分程堪能し、山形へ向かって発った。この日は天気が良くて気温も暖かく、観光日和であった。