Beauty & Chestnut

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山形市内グルメツアーとさくらんぼ東根マラソン

今年の3月頃に母と山形へ行った時、母がさくらんぼ東根ラソンのパンフレットを駅で見つけて「これに出たい」と言っていた。それからしばらくして母の日に何かプレゼントを用意しようと考えていた折にその事を思い出し、参加料と宿泊費をプレゼントとすることにした。私も母も、普段はマラソンなんて全くしないが、こういうイベント的なスポーツは好きなのである。そうこうしているうちに、一度も練習しないまま山形へ出発することになった。エントリーしたのは5Kmなので、よほどのことが無い限りリタイアすることは無いはずだ。そういうわけで、旅行半分、マラソン半分という感じで駅に降り立った。改札を出ると、とれいゆつばさのPRと思われる新幹線巨大レゴがお出迎え。乗っても良いと書いてあったので、お言葉に甘えて乗ってみた。シートが硬い。

そのまま北上し、霞城公園を通り抜け。「私は晴れ女なのよ」と母が言った。真偽はおいておき、見事な快晴である。

ずっと伊達政宗上杉謙信だと思っていた最上義光氏の像の前で記念撮影。

霞城公園を抜け、コンクリート打ちのモダンな和菓子屋「まめや」に入ってみた。ふうき豆専門店、と看板にあるが、ふうき豆を食べた事が無かったので甘いのか惣菜系の豆なのか全く想像が付かなかった。その旨を店員さんに告げたら作り立てのものを試食させてくれた。口に含むと、ほんのり甘くて、素朴で優しい味がする。どこか懐かしい。あまり日持ちがしないので、1箱だけ購入。自宅で良く冷えた緑茶や麦茶と合わせよう。さらに西へ進み、七日町へ。この辺りはもう庭のようなものである。お目当の栄屋本店に到着。冷やしラーメンを食べるのがマラソン以上に楽しみだったのはここだけの話である。

冷麺のような酸っぱさがなく、胡麻油の香りが食欲をそそる。麺は固すぎず柔らかすぎず、良い具合にスープと絡む。熱くないので冷ます必要が無く、ノンストップで箸が進む。これは旨い。毎日でも食べたい。家でも作れる冷やしラーメンセットなるものが売られていたので、購入した。

七日町をぐるりとまわり、喉が渇いたのでBOTA coffee店へ。佐藤屋の珈琲でも果実酒でも合う羊羹「りぶれ」が提供されていたので注文してみた。黒糖の甘さとレモンの皮がハーモニーを奏でる。あまり羊羹は好んで食べないが、こういうモダンなものは好き。

再び山形駅方面へ。母が親戚に山形のさくらんぼを送りたい、とのことだったので駅前の商業施設S-PALに寄ることにした。山形の名産が所狭しと並ぶ。私は自分用にオランダせんべいを数種類と地酒1本を購入した。オランダせんべいは軽い食感と程よい味の濃さがビールとよく合うのでとても気に入っている。食べ過ぎても重くならないが、せんべいなのでそれなりのカロリーがあるが、気付かないふりをしている。買い物を済ませ、ハタケカフェでお茶をすることに。なんとなく注文したパフェが想像以上に美味しかった。

その後、宿のある天童市へ向かった。将棋の町として有名で、コマがいたるところに飾られていた。町並みは整然としており、初めて来る人にも歩きやすい。美味しそうな蕎麦屋さんや雰囲気が良さそうな温泉があったので、またいつか訪れたい。

翌日も快晴。気温は20度ちょっと。マラソンをするには暑い気がするが、ウォーキングに毛が生えた程度の走りしか出来ないのでさほど気にならず。自衛隊の基地なんて滅多に来る機会が無いので、色んなものが新鮮に目に映る。40分ほどかけて完走した。送迎のバスが出ているので、アクセスが非常にいい。コースは見通しが良いので、ある意味辛いが走りやすい。よく日に焼けたカッコいい自衛隊員さんも沢山いるのでまた来年も絶対に出走したいと思った。

少し休んだ後はさくらんぼ東根駅に。遅れてきたランナーズハイを発揮して顔パネル撮影をしてみた。

新幹線を待っている時に衝動買いしてしまった「さくらんぼカレー」も非常に美味だった。

うましうるわし山形。