Beauty & Chestnut

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ロードバイクのトレーニングジムへ行ってきた話

今年も懲りずに(参加賞欲しさで)エントリーした嬬恋キャベツヒルクライム。レースが始まるまで待機していた時に偶然、去年の大会の時にスローパンクで困っていた私を助けてくれた女性と再会することが出来た。まずは去年助けてもらったお礼を再度伝え、しばし雑談をしていた折に「ロードバイクのジムに通っているんですよ。」と彼女が言った。「もし興味があったら千駄ヶ谷 ロードバイクのジム、で調べてみてください。」と。走行会を実施しているショップなら沢山あるが、「ロードバイクのジム」って何だろうと思って帰宅してから早速調べることに。


検索するとすぐに該当のジムが見つかった。名前はGranDiver。グランダイバーではなく、グランディヴェルと読む。千駄ヶ谷の駅から徒歩6~7分ぐらいの場所に立地しており、アクセスが良さそうだ。トレーニングはサイクルトレーナーを用いて室内で行われる。体験レッスンの予約が可能だったので、申し込んで受講してきた。


お店に入ると、スッキリとした広い空間にサイクルトレーナーと大型モニターが数台並んでいる。受付と着替えを済ませてまずはカウンセリングを。これまでの自転車歴やどういった課題があるのか、などを聞いたうえで事細かくアドバイスを頂いた。このアドバイスだけでも来たかいがあったな、と思わせるものだった。30分程話をして、いざサイクルトレーナーへ。機種は忘れてしまったが、かなり良いトレーナーで、バーチャル上のルートで画面が石畳になればそれっぽい振動が伝わってくる。もちろん坂道ではそれに応じた付加が掛かるようになっていて、これが家にあれば多分真夏や真冬はサイクリングに行かなくなりそうだな、と思った。


まずは軽いギアでウォームアップを開始。パワーメーター内臓で、ペダリングの状態が画面上に表示される。上手な人は常に一定の力加減でペダリングを行うが、私はキレイに3時の所だけ力を入れており、落花生を真横にしたような軌跡を描いていた。「悪くないですけど、地面をこすりつけるような、横向きの移動も意識した方がいいですね」とアドバイスを貰い、早速意識するものの横長の十字架のような形にしか出来なかった。他にも回転数を上げることのメリットや、ひざから下は力をいれないこと、右足に力がかかっていて左足が上手く使えていないこと、身体の中心部分を鍛えて四肢はぶら下がっているようなイメージを持つこと、など無数のアドバイスを頂いた。


ロードバイク雑誌を読めば色んなトレーニング方法が載っているが、自分には何が足りなくて、何を改善すべきなのかはプロに教えてもらうのが一番の近道だと思う。後、平地は数百キロ走っても全然お尻は痛くならないのに、登りだとすぐに痛むんですよね、と話したら穴あきサドルを試乗させてくれた。今までサドルの交換は全く意識していなかったので、サドルを変えるだけで乗り心地が変わることが分かった。蔵王坊平ヒルクライムで少しでも快適に走れるように、穴あきサドルを手配することにした。


沢山アドバイスを貰ったので、普段のトレーニングでは少しずつ実践していこうと思う。まずは90回転維持と、背筋やウエスト(横)の筋トレ、左右均等に力をかけるペダリングを意識したい。定期的にアドバイスを貰いたいと思ったので、入会することにした。これからの変化が楽しみだ。