Beauty & Chestnut

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フラットペダル卒業ライド(グリーンライン〜山猫軒〜物見山)

先日仕事帰りにふらりとワイズロードへ寄ってみた。そろそろビンディングシューズを導入しようかなぁ、と検討していたのでその下見のつもりだった。ネットでシューズを検索するとカッコいいのは4〜5万円ぐらいなので中々手が出しにくいなぁ、と思っていたが、そこそこカッコいいのだと1万円台で入手可能な事がわかった。色々と見ていたらグレーベースにオレンジのラインが入ったシューズが目に留まった。愛車のカラーリングと似ており、これなら履いてみたい!と思ったので店員さんにサイズを聞いたところ、26cmのみとのこと。いつものサイズより0.5大きいが、靴紐である程度調整が可能なのと、ビンディングシューズは固いのでワンサイズ大きい方が良いと考えて購入することに。ペダルは一番安いLOOKのものをチョイス。ペダルとクリートのセットで6500円。まぁこれで多少の快適さが手に入れば安いもの・・・なのかも知れない。取り付けとセッティングの予約をして、帰宅。そういうわけで、もしかしたらすぐにフラペに戻す可能性があるのだけれど、フラペ卒業ライドへ出かけることにした。


最もよく通った林道+白石峠チャレンジにするか、数週間後に控える嬬恋キャベツヒルクライム対策も兼ねてグリーンラインにするか悩んだが、折角なのでフラペ登坂を思う存分味わうためにグリーンラインに行くことにした。気温は20度台半ば。実に快適である。まずは高麗川方面を目指して走行。顔振峠までたどり着ければ補給可能なのでワンボトルで登ることにした。スタート地点の林道標識で記念撮影。


時折息が上がるような勾配になるものの、いつも通りダラダラと登坂。途中、トレランしている人に追い越されたのが印象的だった。キャベヒルは大丈夫だろうか・・・。あれよあれよと顔振峠へ到着。普段見かけないcerveloが3台ほど停まっていた。他にも高そうな自転車がチラホラ。何かのライドイベントだろうか。ここで持参していたカロリーメイトで補給。しばらくは自販機が無いので、ダブルボトル体制へ変更。ここでも記念撮影。天気が良いので適当に撮影しても愛車が映える。


引き続きアップダウンを繰り返す。ある程度標高があり、林道なので涼しい。このままどこか遠くへ旅に出たいなぁ、なんて考えながら北上を続ける。関八州見晴台を過ぎた辺りに猫の看板が視界に入った。ギャラリー&カフェ 山猫軒の看板だ。前回グリーンラインを走った時に気づき、気になっていたので、行ってみることにした。野末張見晴台へ寄り道。たまにハイキングしている人が通るぐらいで、貸し切り状態の穴場。こういう所でおにぎりとか食べたらさぞや美味しく感じるだろうな。


グリーンラインを出てからは下り基調の道が続いた。ほとんど人が来ないせいか、路面の状況はお世辞でも良いとは言えない。ひび割れや穴、ごぼうのような太さの枝が落ちており、気が抜けない。下ハンドルを握りながら、慎重に下山。

路面は悪いが静寂が満ち満ちた神秘的な雰囲気が漂う。



光の加減で何となく艶っぽく見えるフレームや、



ぽつぽつと現れる巨岩。これ以外にもワニに似た大岩があった。


ようやく人家が見えるようになり、地図を見て山猫軒の場所を再確認。写真は撮り忘れてしまったが、子の権現(南ルート)のラストに匹敵するぐらいの激坂があった。下りで足が回復していたので、「今ならいける!!」と10メートルぐらい登ったが、まだ先が長そうだったので諦めて押し歩きに。やっぱりフラペで良かった。激坂が終わった後は砂利道が続いていて、やはり押し歩き必須のようだったので、こういうのは無理をしない方が良いのである。

そして、山猫軒へ。サイクルラックは無いが、止められそうな場所があったので一安心。細部までこだわりが感じられるカフェ。


大きな山猫の顔が印象的なドア。


テラス席も気持ちよさそう。


アイスコーヒーとラムケーキ。店内は女性客が沢山いた。


休憩した後は越生を抜けて物見山へ。アウターで登る元気が無かったので、早々とインナーに切り替えて登る。大東文化大学前の下りが非常に気持ちいい。そして越辺川、入間川沿いを走って帰宅。走行距離108Kmの小旅行。これぐらいの短距離なら疲れないし、身体も痛まないから気楽である。さて、ビンディングに変えたらどれぐらい楽に走れるようになるだろうか。1年間ありがとう、フラットペダル!